実験音楽リサイタル、感想等2

というわけで感想続きなど。
実験音楽リサイタル、
今のご時勢実験的なものはやりつくされた感があり
どこが実験的やねん!みたいな話もありますが
それはそれとして
実験音楽という言葉がもたらす共通認識というか
イメージがわかりやすいので使ってみているというか。
リサイタル、は少人数での演奏会のことを
実際は言うらしいですが
もうジャイアンリサイタルのイメージしかないですね(笑)

んで
とりあえず三曲目は
自分の曲で

フィールドレコーディングを流しつつ
アコギで演奏するというもの。
演奏はソロで。

フィールドレコーディングは
特に切り張りしたものでなく
20分以上録音しっぱなしにしたもので
それにアコギのループが多い演奏を載せるというもの。

案外フィールドレコーディングが
音量が大きい時、例えば車がたくさん通った時に
エモーショナルになったりして。
録音は定点で録音したものでなく
録音機を持ちながら歩きながら録音されたものです。

フィールドレコーディングは
進行していくが
生演奏であるアコギの演奏はループが多く
むしろ進行していかない。

録音物が左から右へ流れる時間ならば
アコギの演奏は一定単位時間がすぎては
タイムスリップして頭に戻っているような時間感覚、か?

さすがに20分以上ワンフレーズは聴いている人には
きつそうなので少し音を変えたり
フィールドレコーディングのトラックの
展開次第で演奏を変化させたり、と。
それでも饒舌になりすぎないようにひたすらループ。

技術的な点では
アコギと録音物の音量バランスが適切
だったかどうか心配である。
アコギが少し小さかったような。
でもフィールドレコーディングがどうであろうが
アコギがあまりまじわらず流れている、
という面もあるので録音物の音量が下がっている
場面で(単純に静かな通りを歩いている時とか)
聴こえてくればOKという気もする。

今回はどちらかというと演奏云々というよりは
物になったような気持ちで演奏できればと思っていたのですが
七針店長さんからサウンドスカルプチャーの話をされて
例えば自動的にアコギを一定間隔で弾く装置を
作ったりするという方向性もあるけどその点はどうか
という質問ありまして、
なるほどと思ったのですが
基本は自分がそういった音響装置のような存在になりたいという意味での
演奏でもあるのでまたそれだと話が違ってくるやもという話をしたり。
とはいえその欲求は一体どこからきているんだ?とも思うわけですが・。

加藤君が後で言ったように最終的にフィールドレコーディングは
なしにしてあれができればよいですな。
そうするとなんだろ現実に流れる、
左から右に流れていくような時間感覚と
アコギの演奏だけが時間から解放される、
と同時に閉じ込められるような演奏、
の二つの時間軸を聴くようなものになるのだろうか。
ただフィールドレコーディングなしってことは
演奏なしという意味合いにしか捉えにくいから難しいところではあります。

今回は割りと生演奏がループする退屈さ(ハーモニクスでひたすらポーンと)が20分続く、という部分があったにせよ
フィールドレコーディングのノイズ的な、
アコギと組み合わさった時の情動的な部分もありつつ
聴き易さ的にはそこそこのものだった、
のではないかと。聴き易いから良いというわけでもないですが。

最後は加藤くんの
曲で「4 news papers」

クリスチャン・ウォルフの「ストーン」の
新聞紙版と考えると説明がしやすいかも。
四人で新聞紙を使って演奏しました。

1週間ぐらい前に
杉本さん宅での
ストーンの演奏を観ていたので(違う部屋で演奏されたのを
聴くから観たとは言わないか)
かなり影響を受けてしまうのではないかと思いましたが
案外別物になった気がします。

会場は真っ暗にして
聴く人の集中力とか高めたり(もしくはさぁ寝てください)
音の発生理由というかどのようにして
その音がでているかをわかりにくくする。
視覚でとらえられないだけで抽象的なニュアンスは高まります。

ただ非常口を
示すあの緑色のライトは
マスキングが十分でなく
演奏開始5、6分ぐらいで
ぼんやりと誰が
何をやっているかわかってきてしまう、という
ハプニングが!
まぁそれでもはっきりとわかるわけではないのですが。

見えておるまい!
と思って好き放題ウヒヒと新聞誌を色々
使っていたわけですが
見えてしまっているなら
それは途端に視覚的な、
演劇的な方向にシフトしてしまいます。

結構激しく新聞誌を叩きつけてたりとかしてたのですが
本人がどう思おうと見えてしまっていたら
パフォーマンス的な要素のように見えてしまう。

とはいえ新聞紙を自由に使ってよい
この曲は非常に楽しかった。
まったく自由なものよりある程度縛りが
ある方が面白かったりするものである。
というわけで
マスキングを万全にした上での再演を望む次第であります。

次回の実験音楽リサイタルは
1月30日です。
自分の曲は今回ソロだったので
もう少し開いた感じのものをやろうと思います。

後ライブ情報としては
1月8日に高円寺のペンギンハウスで
オヤシロバンバンなるバンドで演奏します。
本田、斉藤、加藤、高橋、黒澤での
五名の演奏となる予定。

というか
もう今年も終わりですね!
手短ですが一年皆様お疲れ様でした!
また来年お会いいたしましょう!
かなりすぐですが(笑)
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by eugene_photo | 2008-12-31 21:48 | 雑記


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